30代の転職話つづき やっぱり未経験の業種は難しい
30代で転職活動を始める時、最初は異業種に挑戦しようと思ってました。しかも未経験で。
ずっと服飾雑貨の販売をしていました。店長も経験しました。
以前、といっても1年ほど前に退職した時、職業訓練を受ける機会があり、そこで選んだのがWEBサイトクリエータ科。
WEBデザイナーを目指そうと思いました。
販売をしていたのでECサイト運営なんていうのもアリかなぁという気軽な気持ちでした。
何より販売でずっと立ち仕事だったのでデスクに座ってやる仕事に憧れもあったんですよね。
体力的にも販売をずっとやっていくのはきついかなぁと思っていたのもあります。ヘルニア持ちですし。
そして通った職業訓練。
学校と同じで月~金、朝9時半から16時くらいまでの授業を受けます。
放課後(懐かしい響きw)と土曜日は自由参加で自習が出来ました。
内容は
- HTML・CSSの基本
- Javascriptの触りだけ
- FireworksとDreamweaverの使い方
- 卒業制作
でした。期間は1か月半授業+1か月半卒業制作です。
内容はそんなに難しくなかったです。ただあまりパソコンを使ったことのない方も中にはいてそういった方たちは大変そうでした。実際途中で来なくなってしまった人もいたり。
途中で個人面談もあり就職について相談に乗ってもらったり、履歴書などのアドバイスももらえました。
職業訓練に行って良かったことは、何よりも失業中の緩みがちな生活を規則正しく過ごすことができたことだったと思います。
私自身きっちりした性格ではないので仕事が無いと夜更かしと朝寝で生活が乱れまくります。
生活のリズムが乱れると精神的にも良くないので、毎日同じ時間に起きて学校に行くというのが久しぶりで新鮮でもあり、規則正しい生活が送れました。
また、学校ではなかなか知り合いになれないような職種の違う人たちと仲良くなれたのも良かったです。
みんな同じ失業状態なので情報交換もできました。
ただ、職業訓練でも就活中にも感じたのですが、職業訓練で得た技術だけではなかなか仕事に結びつかないという事です。
学校で仲良くなった人たちはIllustrator・Photoshopを使っていた・または使える人ばかりでした。
卒業後に登録に行ったWEB系派遣会社でもAi・Psが使えないと厳しいと言われ、履歴書が通った会社でも作品で通りませんでした。
WEBデザイナー自体が深夜残業当たり前の体力勝負の仕事で30代から未経験で転職して成功できる人はかなり限られているとの事。
かなり自分には無理があるなぁと思い方向転換しました。
そして販売の経験を活かせそうな営業職、それもできるだけ前職に近いアパレル系に絞りました。
これが俗にいう自分のキャリアの棚卸しですね。
結果、限りなく前職に近い服飾雑貨の営業に内定しました。
自分の出来る事とやりたい事、挑戦して結果が出せそうなことを冷静に考えて転職する。
今回の就活で勉強になりました。